10月12日に、台風19号が日本列島を直撃しました。

 

台風などの災害が起こった際、避難所での生活を余儀なくされる場合があります。また、復旧作業に従事する方も多くいらっしゃるかと思います。

災害時には、注意すべき特有の感染症があります。今回の記事では、災害時に注意すべき感染症とその対策についてまとめてみました。

 

・避難所生活において

大抵の場合、避難所では一つのスペースに大人数が収容されます。また、人が密集する場所は衛生環境が悪化しがちです。ですので、感染症のリスクが高い状況となります。ノロウイルス等の食中毒、インフルエンザなどが起こりうる感染症として挙げられます。

感染を防ぐため、または周囲に病気を移さないようにするために、徹底した手洗いや咳エチケット(マスクを着用する等)を守りましょう。さらに細かな対策については、『避難所における感染対策マニュアル』として、日本感染症学会がまとめています。

 

・復旧作業において

復旧作業中のケガで出来た傷口からの感染リスクがあります。この時、破傷風への感染リスクが第一に挙げられます。口が開けにくくなる、手足が痺れる等の症状のほか、脳炎を引き起こすなど死に直結する病気です。

また、土埃と共に細菌を吸い込むことから罹患する可能性があります。代表的なものはレジオネラ症です。レジオネラ属菌は河川や土壌中に生息する細菌であり、土砂災害が起こった現場で舞う粉塵と共に体内に取り込んでしまう可能性があります。

復旧作業に従事する際は、長袖・長ズボン・長靴・ゴム手袋を着用し、ケガから身を守りましょう。また、防塵マスクの着用を忘れないようにしてください。