クライアントの満足度を上げるには何が必要だろうか?
満足度を上げるには、クライアントの望む活動性を上げることである。

訪問看護でもリハでも、病態の改善や身体機能の向上ばかりに焦点を宛ててしまうと行き詰まってしまう。

今まで血圧なんか測っていなかった人に、突然、毎週看護師が来て「血圧を測りましょう」と言われたり、運動習慣がない人に突然、毎週療法士が来て「筋トレをしましょう」と言われても、すんなりと受けいれることができるだろうか?

その前に大切なのは、クライアントが歩んできた歴史を掘り下げることである。
クライアントに敬意を払い、これまでの暮らしについて傾聴する必要がある。

昨年視察した、スウェーデンのストックホルムの高齢者施設では、インテークの際に多職種が集まり、クライアントのこれまでの暮らしや歴史、価値観、どのように最期を迎えたいかまで2時間程時間をかけて話し合うという。話し合うことで、クライアントの望む未来が共有できる。多職種がその未来を共有する事で、看護師や療法士がインテークする目的や目標設定などが活きたものになるのではないかと思う。

つまりクライアントの満足度を上げるには、クライアントの歴史を理解した上で、クライアントならではの活動性を上げる「スイッチ」を、探していく必要が大切なのである。