最近、会社説明会で話をするとよく頂く質問がある。「北欧のケアって何ですか?」
という質問である。

北欧と言ってもノルウェー、デンマーク、スウェーデン、アイスランド、フィンランドとたくさんの国があるので、各国によって特徴は様々であるが、私は、北欧のケアの一つの特徴として、「5感に働きかけるケア」が特徴であると考えている。

「5感に働きかけるケア」とは人間の5感、嗅覚、聴覚、味覚、触覚、視覚にいかに働きかける事ができるかを追求したケアなのである。人生はいつ終わりが来るかわからない。

アメリカの医師、パッチ・アダムスの言葉にもあるように、「生きている時間をただ長くするのではなく、生きている時間を強く、たくましくする事」人生が燃え尽きる時まで、いかにその人らしく生活できるか、人生にとってそれこそが大切なのではないか。例え認知症になったとしても、感情は最期まで残るはずである。少しでも穏やかにその人らしく生活できることが幸せなのではないだろうか?

5感に働きかけるケアとして、スウェーデンでは、ハンドセラピーやブンネメソッド、配色を意識した環境設定など、様々な方法がとられている。オムソーリ訪問看護リハビリステーション府中でも訪問看護や訪問リハビリの現場で、触覚に働きかけるハンドセラピー、嗅覚に働きかけるアロマセラピーなど、5感に働きかけて、少しでも訪問の間、利用者様が穏やかに過ごせるようなサービスを追求している。