ワールドカップも終わり、夜更かしする理由もなくなりましたが、習慣が直りきらず寝つきが悪いままの筆者です。このままだと免疫力が…

今回は、咽頭結膜熱(プール熱)を取り上げていきたいと思います。

 

咽頭結膜熱は、アデノウィルスを体内に取り込むことによって引き起こされる感染症です。もうお察しであるとは思いますが、このウイルスは高温多湿を好みます…

アデノウィルスは飛沫感染、接触感染を起こします。ですが、とりわけプールの水を介して感染することが多く、それ故に咽頭結膜熱は「プール熱」とも呼ばれます。症状が現れているならプールに出かけようとはならないはずなのですが、2~14にわたる潜伏期間があるため、潜伏期間中にプールに入ることによって感染源となるケースが多発してしまうのです。

咳やくしゃみによって発生する飛沫や、目ヤニによって感染は広がります。ですので、こまめなうがい・手洗いや共用のタオルの使用を控えることによって感染から身を守ることができるでしょう。

プールに入らないようにする…というのも感染から身を守る良い手段ではありますが、それではせっかくの夏を楽しむことはできません。(プール以外にも夏を楽しむ方法はたくさんありますけどね!)ですので結局、日頃から免疫力を維持する取り組みをしておくことも大切です。何をすべきかは、皆さんもうお分かりですよね?また、免疫うんぬん以外にも、プールに入った後に体と目をしっかり洗いうがいをすることによっても感染リスクを大きく下げることができます。

咽頭結膜熱(プール熱)の症状としては、喉の痛み、目の充血、39度近い発熱などがあげられます。(必ずここで上げた症状のすべてが現れるわけではありません。)喉の痛みだけでなく、目のかゆみも同時に襲ってくるほか、熱に一般的に言える食欲不振、頭痛も併発することがあります。

咽頭結膜熱(プール熱)に対する特効薬は存在しません。解熱剤、鎮痛薬を必要に応じて使用する必要があります。また、咽頭結膜熱(プール熱)にかかってしまった際、問題となるのは喉の痛みによる食事の忌避です。栄養を取らねば病状が回復することはないので、のどごしの良い料理を中心にして食事をとるようにしてください。加えて、目のかゆみのために目を掻きすぎることによる角膜の損傷も問題となるでしょう。目ヤニの発生や充血、かゆみなどの目の症状に合わせ、適切な点眼薬を使用するようにしてください。

 

…そろそろ熱中症・脱水症状以外の夏の病気もネタ切れになりつつあるので、次回は満を持して熱中症を取り上げたいと思います!熱中症予防策だけでなく、目の前の人が熱中症で倒れた場合にどう対応すべきか、などについても記事にしていきたいと思いますので、お楽しみに!