熱中症について取り上げてもいいのですが、あまりにも知られているものなので…

ということで、今回は”水虫”について取り上げようと思います。(これもそこそこメジャーかな?)

 

水虫は、「白癬(はくせん)菌」というカビの一種が、皮膚の角質を繁殖して起こる病気です。”繁殖”ということは、白癬菌が足の指の間などに付着した状態が長時間続くことが原因というわけです。そしてカビの一種ということは、高温多湿な環境を好む…だから夏によく起こる病気なのです。

では感染の経路は?白癬菌は空気感染することはなく、直接の付着が感染を引き起こします。特に裸足で踏むような場所には注意してください。スポーツジムや温泉施設、プール、ヨガスタジオ、住宅の中なら床やカーペット、足拭きマット…スリッパを経由しても感染は起こります。靴下を履いても、感染リスクは残ります。なぜなら、靴下自体に繁殖してしまいますから…長時間履くのはお勧めできません。汗をかいた靴下はすぐに替えましょう。

予防手段は、足をよく洗う習慣をつける事でしょう。特に、スポーツジムなどに行った後は念入りに行ってください。また、靴は一日中履いていると汗がしみ込んで菌にとって格好の繁殖場所となってしまうので、蒸れにくい靴を用意したり、毎日違う靴を履くようにするのも良い手段でしょう。帰宅後に靴の中に乾燥材を入れることもベストですね。

では最後に、もし水虫にかかってしまった場合の処置について。

水虫の症状は

・強いかゆみとともに、足の指の間で皮がふやけてむけたり、ジクジクして赤くただれたりするタイプ

・足の裏や土踏まず、足の付け根に近い部分に赤い小さな水ぶくれができ、かゆみをもたらすタイプ

・足の裏の皮が厚く固くなり、白い粉がふいたような状態になる(かゆみは伴わない)タイプ

に大きく分けられます。ですが、このような症状が起きたら必ず水虫であると判断できるわけではありません。湿疹などと判断される場合もあります。

水虫かどうかを判断するには、顕微鏡を使って白癬菌を確認する(=病院にかかる)必要があります。決して自己判断をしないでください。水虫でないのに市販の水虫薬を使うと、かえってかゆみやかぶれが悪化する恐れがあります。(診察にかかる前も薬の使用は控えてください。正しい診断結果を得られなくする恐れがあります。)

 

今回の【シリーズ・夏の病】はここまでにします。次回もご期待ください!