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11月3日にスウェーデン認知症ケア勉強会が新潟市で行われました。当ステーションのスタッフが参加してきました。お話されたのは、シルビアシスター 准看護師 マリア・バリストロムさん

スウェーデン式の認知症ケアの4つの視点や、夜間の不穏や行動抑制としての手段として薬だけに頼らず、配色を工夫した関わり方、認知症の方の味覚を考慮した介助など、日本の認知症看護、ケアでも活かせることがたくさんありました。

マリアさんのお話の中で、ひとつの例に上がったのは、入浴を嫌がる認知症の女性利用者様に対するアプローチでした。
その利用者様は入浴が嫌で、スタッフも困っていたそうです。そこで最初に考えたのは、シャワー浴に変更する事でした。シャワー浴を試しましたが、その方はやはり嫌なようでした。

そこで、次に考えたのは「シャワー室が寒いからではないか?」と考えたそうです。5分前からシャワー室を温めて対応しましたが、上手くいかなかったそうです。

そこで、次に考えたのは「脱ぐのが嫌だからではないか?」と考え、服を着てシャワーをしてもらったそうです。しかし上手くいかなかったそうです。

その次に「異性の介助が嫌なのではないか?」考えました。そのため、介助するスタッフを女性のみに変更しました。そして介助者の女性も服を脱いで、利用者様と一緒にシャワーをしたようです。それでもその方はシャワーをしたくないようでした。

そこで、次に「シャワー室の床が暗いのが嫌なのではないか?」と考え、シャワー室の床を白に変えたそうです。そうするとなんとその利用者様はシャワーに入る事ができたそうです。その利用者様は「黒い床」を「穴があると」認知していたため、シャワーができなかったとのではないかとのエピソードでした。

マリアさんがお話していた、「大切なのは、徹底的に考えること」それこそが、利用者様に良い結果をもたらすとの事でした。

訪問看護やリハビリの場面でも非常に大切な視点を学ぶ事ができました。

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